■商品特性と施工上の注意点③

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■商品特性と施工上の注意点③

The following text explains the product characteristics and construction precautions. Instructions in English are also available, so if you need a reply to this message, we will send it again.

この度は、レンズフィルムのご購入ありがとうございます。

商品ごとに「施工上の注意点」の内容が異なってきます。記事トップ画像に購入された商品が掲載されている注意点を参照していただければと存じます。

ご購入いただいた商品の特性・施工上の注意点、商品到着時の商品状態についてIlmondomallよりご説明させてください。既にご存知の場合はご容赦ください。

【初めに】
施工上の注意点は説明文だけでは伝わりにくい部分が多いため、まずは以下の施工動画をご覧ください。商品特性は動画には含めておりませんので、下記説明文をご確認ください。

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■■■商品到着時の商品状態について■■■
商品の構造は、表面の保護フィルム・商品本体・剥離フィルムの3構成になっております。
全てのフィルムがかなり薄く柔らかいため、表面の保護フィルム・剥離フィルムはスリキズが付きやすく、梱包作業・検品作業・輸送時に発生しますので、細かなスリキズについてはご了承ください。
また、気泡については、工場製造時やカット時には発生しておりませんが、梱包後、時間経過で発生する場合があります。
※保護フィルムのスリキズや気泡は商品本体に影響しません。
※商品外観がどうしても気に入らない場合はご返品ください。

▼施工全般概要
レンズフィルムはラッピングシートより薄く柔らかいため施工難易度は上がりますが、綺麗に貼付できた事例・お声も多数いただいております。
綺麗に貼付できたお客様の声・施工方法と、私自身の手順を以下にまとめました。施工前にご一読ください。
言葉だけでは伝わりにくい点は「レンズフィルム 施工法」等で動画をご参照ください。

▼レンズフィルムの施工手順概要
1.施工場所の脱脂・マスキング
2.貼付場所とフィルムの大きさを確認
3.レンズ面に水溶液(500mlの水に中性洗剤2~3滴)をたっぷり吹き付け、同時に埃などを流す
4.剥離紙を剥がし、接着面にも水溶液をたっぷり吹き付け、位置合わせ
5.ドライヤー(またはヒートガン)で軽く温め、収縮で面になじませつつ、接点から外側へスキージで水・気泡を逃がしながら放射状にテンションをかけて貼付(引っ張り過ぎ注意。乾いてきたら水溶液を追加)
  ※R部は小さな円を描くように外へ逃がすイメージで
6.余分なフィルムをカッターでカット(塗装面に注意)。端をスキージで押さえ、ドライヤーで軽く乾燥
7.フロントレンズ面1枚あたり目安20~30分程度
※透明で薄い材質のため通常のラッピングより扱いは難しめですが、慣れれば問題なく施工可能です。

▼商品特性と施工上の注意点
材質はPVC(塩化ビニール)で、極端な低温・高温に弱い素材です。冬季の低温下での貼付は裂けの原因になる場合があります。
※施工後に寒さのみで裂けることは通常ありませんが、付着した氷をスノーブラシ等で強く削ると裂け・剥がれの原因になります。
低温ではPVCが硬くなるため、その状態での除氷は避けてください。

推奨施工温度は15~30℃。
10℃以下ではフィルムが硬く、水貼りでも乾きづらく難易度が上がります。冬場は暖房等で室温を確保してください。
温めながら貼ると接着面の“粘り”が増し、作業しやすくなります(接着力そのものが上がるわけではありません)。

30℃以上の高温下ではフィルムが非常に柔らかくなり、粘りも増して扱いが難しくなります。日陰・時間帯を調整し、15~30℃内での施工を推奨します。
高温で意図しない箇所に貼り付いたり、フィルム同士が貼り付くトラブルが起きやすくなります。

レンズフィルムは薄く柔らかいため、温めると伸びます。R部を含め、テンションをかけながら気泡を抜くイメージで丁寧に施工してください。

▼お手入れ
基本は水洗い+柔らかい布で拭き取り。研磨剤入り洗剤(洗浄成分のあるワックス・プレクサス・各種コーティング剤含む)や硬いブラシは傷の原因になります。
洗浄前に砂・埃をよく流し、洗浄後は水分をしっかり拭き取ってください。

以上、長文となりましたがよろしくお願いいたします。
無断転載禁止_Ilmondomall

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