■商品特性と施工上の注意点➈

RSS
■商品特性と施工上の注意点➈

The following text explains the product characteristics and construction precautions. Instructions in English are also available, so if you need a reply to this message, we will send it again.

この度は、プロテクションテープのご購入ありがとうございます。

商品ごとに「施工上の注意点」の内容が異なってきます。記事トップ画像に購入された商品が掲載されている注意点を参照していただければと存じます。


ご購入いただいた商品の特性施工上の注意点、商品到着時の商品状態について
出品者Ilmondomallよりご説明させてください。既にご存知の場合は、ご容赦ください。
  
【概要】
ご購入いただきましたプロテクションテープは、当方が販売しております
プロテクションフィルムと商品材質は同じPVC(塩化ビニール)になりますので、
商品特性および施工上の注意点は、基本的にプロテクションフィルムと同じです。
ラッピングテープは、単位面積あたりの粘着力はラッピングシートと
変わりありませんが、面積に比例しますので、シートに比べ面積の小さいテープは
粘着力が少なくなります。
このため、テープをヒートガンなどで伸ばしすぎて施工してしまうと、
元の大きさに戻ろうとする応力がおおきくなるため、結果的に剥がれてしまうことがあります。
なので、テンションをかける程度に引っ張りながら貼付する若しくはプライマーなどを使用して施工するなどが必要となってきます。
※プライマーの塗布量は注意する必要があります。
施工時に粘着していた状態から、24時間程度経過すると接着剤が固体化し剥がれなくなりますので、
施工直後からラッピングテープ(又はシート)が24時間経過するまできっちりと
施工面とどれだけ粘着を保持できたかが仕上がりの差になってきます。
  
■■■商品到着時の商品状態について■■■
商品の構造は、表面の保護フィルム・商品本体・剥離フィルムの3構成になっております。
全てのフィルムがかなり薄く柔らかいため、表面の保護フィルム・剥離フィルムは
スリキズが付きやすく、梱包作業・検品作業・輸送時に発生するため、
細かなスリキズについてはご了承ください。
また、気泡についてですが、工場製造時、カット作業時には発生しておりませんが、
梱包後、時間が経過すると気泡が発生する場合がありますのでご了承ください。
※保護フィルムのスリキズや気泡は商品本体に影響しません。
※商品外観がどうしても気に入らない場合、ご返品ください。
  
▼施工全般概要
プロテクションフィルムは、レンズフィルムと同様にラッピングシートよりも
薄く柔らかいため施工の難易度が上がりますが、以下に施工方法を記載しましたので
参考にしていただければですc。言葉だけでは伝わりにくい部分もあるかと思いますので
その際は、「プロテクションフィルム 施工方法」などで検索し動画を参照
いただければ補完できるかと思います。
  
▼プロテクションフィルムの施工手順概要
 
①施工場所の脱脂
②貼付場所とフィルムの大きさの確認
③水溶液の生成
プロテクションフィルムおよび施工面に吹き付け施工用の水溶液を生成します。
500mlの水に中性洗剤を2~3滴でもよいですが、特に塗装面に貼付する場合、
施工時や剥離時を考えるとフィルム用施工液(ジェル)を使用したほうが良いです。
ネットで「プロテクションフィルム ジェル」などで検索すればヒットします。
④水溶液の吹き付け
フィルムの剥離紙を剥がしプロテクションフィルムと施工面に
水溶液(又は施工液)を十分に吹き付ける(水溶液が流れるくらい)。 
⑤施工面への貼付
■平面へ貼付
貼り付け後、スキージを使用して空気を抜いて水分と気泡を逃がしながら貼付。
■Rのある形状への貼付
Rのある形状は浮きが発生するので、気泡を単一方向に偏らないように
ドライヤーなどで熱を加えフィルムを伸ばし気泡を分散させます。
再度熱を加えるとフィルムを伸ばす前の状態にすることが可能なので、
スキージも使いながら浮き・気泡を押し出して消していきます。
※小さな気泡は、フィルムが乾燥することでなくなりますが、
大きい浮きは乾燥しても消えませんのでできるだけ、施工時に消すようにしてください。
余分な部分はカットし、貼付面の横に折り返して貼付します。
※逃がした水分はペーパータオルなどでふき取る。
⑥施工後のドライヤー
施工が済んだら、剥がれてこないようにドライヤーなどで十分に乾かします。
その後、完全に乾燥するまで1日程度放置してください。
時間経過後に発生する浮きは施工時の浮きの分散がうまくできていなかった
ということになります。
わずかな水分や気泡は、自然乾燥の中で消えますが、時期・温度にもよりますが
少なくとも2週間程度はかかります。
 
※シートが透明で薄いため、通常のラッピングシートよりは扱いが難しいですが、
慣れてくると問題なく施工できます。
⑦フィルムが貼付面に密着しているかどうかは、貼付後、
外の景色が綺麗に映り込むかどうかです。密着していないと少しぼやけた感じになります。   
▼商品特性と施工上の注意点について
商品の材質は、PVC(塩化ビニール)になりますので、極端に低い温度
(若しくは高い温度)には弱い材質です。
極端に低い温度である冬の気候で貼付した場合、シートが裂けたりする場合があります。
    
※シートが低い温度に弱いという部分ですが、補足がございます。施工後、寒さのみで裂けてしまうことはありませんが、
付着した氷などをスノーブラシで無理に力をかけて除氷しようとすると裂ける・剥がれる場合があります。
材質がPVCなので、極端に低い温度では硬くなりますa(低い温度の時、ビニール袋が堅くなることをイメージしていただければです)。
硬くなった状態での除氷は、氷と一緒にシートも剥がす結果となってしまうため、
部分的に裂ける・剥がれるということです。
    
温度は15~30℃で施工するのが良いです。
冬場など10℃以下になるとフィルムが硬くなり、かつ水貼りしても水分が乾燥しないため、作業が難しくなります。
冬場の作業では暖房器具を利用し室温を確保する必要がありますが、日中の直射日光が当たる時間帯で風のあまりない冬場であれば施工できます。
フィルムが外に持ち出したとき硬いようであれば暖房器具などを使用して施工環境をあたたかくして施工するようにしてください。
フィルムを温めながら貼付するとラッピングシート接着面の粘力があがり
くっつきやすくなります(接着力が上がるわけではなくあくまでベタツキ感が増すという意味です)。
    
外温が高い場合(炎天下、真夏など30℃以上の温度)は、フィルムがかなり柔らかくなるため、伸びやすく、且つ粘着力が増します(接着力ではない)l。
また、直射日光など気温が上がるとこの状態で施工するのは、気温が低いとき同様に難しくなりますので、
やはり外温が15~30℃以内で収まるように風のあまりない日で日陰や時間帯を考慮した方が良いです。
 
温度上昇による粘着力が増すため、意図しない箇所への粘着やフィルム同士の粘着が発生したりと良くない状況を引き起こすためですl。
セロファンテープやガムテープなどが外の気温上昇で接着剤の粘着力が増すことを想像していただければと存じます。
 
フィルムは、厚み自体が薄く、柔らかいため、ドライヤーなどで温めると伸びますがRのある箇所も含め、
テンションをかけながら気泡を抜くような感覚で施工してください。
    
▼お手入れについて
洗車は、基本的に水道水で洗いながし、柔らかい布でふき取りとなりますが、洗浄剤を使用する場合、
研磨剤入りの洗浄剤(洗浄成分のあるワックス・プレクサス・コーティング剤など含む)や堅いブラシなどは、
表面に傷をつける恐れがありますので、使用を避けてください。また、洗浄前に表面のゴミや砂などを水道水などでしっかり洗い流し、
洗浄後は、水分の拭き取りをしっかり行ってください。
  
以上、ご説明が長くなり申し訳ございませんがよろしくお願い致します。
 
無断転載禁止_Ilmondomall

前の記事 次の記事

  • kurikimasaru