■商品特性と施工上の注意点②
The following text explains the product characteristics and construction
precautions. Instructions in English are also available, so if you need
a reply to this message, we will send it again.
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1.初めに
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当店のハイグロス系ラッピングシートは、DIY向けのリーズナブルな価格帯の商品です。
そのため、高級メーカー品と同等の施工性、追従性、寸法安定性、長期屋外耐候性を前提にした商品ではありません。
特にハイグロス系は、3D柄・4D柄などの下地にクリア層を重ねた二層構造の商品です。
通常の一層型ラッピングシートとは、熱の入り方、伸び方、端部処理、水分の入り込みやすさが異なります。
このページでは、これまでお客様から寄せられた声や、施工時につまずきやすい内容をもとに、施工前に知っていただきたい注意点をまとめています。
内容は長くなりますが、施工前に一度ご確認いただくことをおすすめします。すべて読み切るのが難しい場合でも、施工動画だけは必ずご確認ください。
施工中に少しでも疑問に思ったことは、このページ内に記載している可能性があります。
作業前・作業中に必要に応じて読み返していただけますと幸いです。
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2.商品の材質と基本特性について
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当店のハイグロス系ラッピングシートは、主にPVC、塩化ビニール素材で作られています。
PVC素材は、極端に低い温度や高い温度が苦手な材質です。低温時は硬くなりやすく、高温時は柔らかくなりすぎたり、粘着が強く出たりします。
また、ハイグロス系は、柄のある下地の上にクリア層を重ねた二層構造です。
そのため、通常の一層型シートよりも艶感は出やすい一方で、施工時の熱入れ・引っ張り・端部処理には注意が必要です。
■ 低温時の注意
極端に低い温度の環境では、シートが硬くなります。これは、低い温度の時にビニール袋が硬くなることをイメージしていただくと分かりやすいかと思います。
シートが硬くなった状態で無理に引っ張ると、裂けたり、破れたりする場合があります。
また、施工後に寒さのみでシートが裂けてしまうことは通常ありませんが、付着した氷などをスノーブラシで無理に除氷しようとすると、氷と一緒にシートが剥がれたり、部分的に裂けたりする場合があります。
硬くなった状態での除氷は、シートへ大きな負荷がかかるためご注意ください。
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3.外気温による施工上の注意点について
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施工は、できるだけ20〜25℃前後の環境で行ってください。
外気温が低すぎても高すぎても、ラッピングシートの扱いが難しくなります。
■ ① 外気温が低い場合
気温が15℃以下になると、シートが硬くなりやすくなります。10℃前後ではさらに硬くなり、柔軟性が失われやすくなります。
15℃程度であっても、風や水分の影響でシート温度が下がる場合があります。このような状態は施工に向かないため、20℃前後をキープできる室内などで施工することをおすすめします。
ヒートガンを当てた場所は一時的に柔らかくなりますが、ヒートガンを当てていない場所は硬いままです。
また、一度温めた場所でも、外気温によってすぐに冷えて硬くなる場合があります。
その状態で引っ張ると、シートがちぎれることがあります。室内で施工されている方からは、このようなトラブルは比較的少ないため、外気温の影響が大きいと考えています。
■ ② 外気温が高い場合
真夏や炎天下など、30℃近い環境では、シート自体がかなり柔らかくなります。同時に、粘着剤のベタつき感も強く出やすくなります。
この状態では、意図しない箇所へ貼り付いたり、シート同士がくっついたりして、施工が難しくなる場合があります。
セロハンテープやガムテープも、外気温が高いと粘着剤のベタつきが増すことを想像していただくと、施工しにくくなる状態をイメージしやすいかと思います。
リーズナブルな価格帯の商品では、高温環境でも問題なく施工できるような特殊な接着剤を使用して製造されているわけではありません。
真夏の屋外施工はできるだけ避け、日陰や涼しい時間帯、または室内で施工してください。
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4.施工前の清掃・脱脂について
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施工前には、貼り付け面の清掃が必須です。
✓ 取り除くもの
・汚れ
・ホコリ
・水分
・油分
・ワックス分
・鉄粉
・古いコーティング剤の残り
汚れや油分が残っていると、浮き、剥がれ、密着不良の原因になります。
特に外装パーツ、ボンネット、ルーフ、バンパーなどは、見た目以上に油分や汚れが残っている場合があります。
施工前にしっかり清掃・脱脂を行ってください。
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5.ガラス系コーティング剤を使った施工について
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以前は水貼りをおすすめしていた時期もありましたが、現在は、施工面にガラス系コーティング剤を薄く塗布してからの直貼り施工をおすすめしています。
施工業者様から、強粘着のラッピングシートでも、ガラス系コーティング剤を施工面に薄くなじませることで施工性がかなり良くなることを教えていただきました。
実際の施工でも、位置調整や空気抜きがしやすくなることを確認しています。
■ ガラス系コーティング剤を使う理由
施工面にガラス系コーティング剤を薄く塗布することで、以下のようなメリットがあります。
✓ 施工時のメリット
・シートが強く貼り付きすぎる状態を抑えやすくなる
・位置調整がしやすくなる
・空気抜きがしやすくなる
・シワが入った場合に貼り直ししやすくなる
・後日シートを剥がす際の負担を抑えやすくなる
シートと施工面の間に薄いコーティング層を作ることで、空気が移動しやすくなり、施工しやすくなります。
また、施工後にシートを楽しんだ後、剥がす時も、施工面へ強く固着しすぎる状態を抑えやすくなります。
■ 使用時の注意
ガラス系コーティング剤は、必ず薄くムラなく塗布してください。塗りすぎると、滑りすぎたり、密着しにくくなる場合があります。
滑りすぎる場合は、アルコールなどで施工面を拭き取り、脱脂してから再度施工してください。
また、特定のガラス系コーティング剤の指定はしておりません。お客様の車両や施工面との相性もありますので、目立たない場所で確認してからご使用ください。
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6.施工動画の確認について
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文章だけでは、シートの引っ張り方、空気の逃がし方、ヒートガンの当て方、端部処理の力加減が伝わりにくい部分があります。
施工前には、必ず施工動画をご確認ください。
■ 動画で確認していただきたいこと
動画では、施工業者の方が1人で広い面を施工しています。そのため、慣れてくれば1人でも広い面を施工することは可能です。
ただし、初めて施工される方は、シートを思うように広げたり、均一にテンションをかけたりすることが難しい場合があります。
初めて施工される方や、大きいサイズを施工される方は、できれば複数人で作業することをおすすめします。
一人がシートを支えたり軽くテンションをかけたりし、もう一人が貼り付けや空気抜きを行うことで、シワや貼り直しのリスクを減らしやすくなります。
■ 施工の流れについて
動画では、シートを中央に仮置きし、そこから左右へテンションをかけながら、全体を伸ばして貼っていく流れが確認できます。
何度か繰り返しご覧いただくことで、施工業者がどのようにシートを広げ、どのタイミングで火入れし、どのように空気を逃がしているかが分かりやすくなります。
文章だけでは分かりにくい作業も、動画とあわせて確認していただくことで、施工の感覚をつかみやすくなるかと思います。
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7.基本的な貼り付け手順
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大まかな施工の流れは以下の通りです。
① 施工面を清掃・脱脂する
② 施工面にガラス系コーティング剤を薄く塗布する
③ シートを剥離紙から剥がし、施工面に仮置きする
④ 位置を確認しながら、半分ずつ施工する
⑤ シートをヒートガンやドライヤーで温める
⑥ 温かい状態で、テンションをかけながら貼り付ける
⑦ シワや気泡が入った場合は、無理に押し込まず、該当箇所まで剥がして再度温めて貼り直す
⑧ 端部やカット部分をできるだけ巻き込むように処理する
⑨ 施工後、端部や曲面にアフターヒーティングを行う
水貼りや石鹸水を使用する方法もありますが、水分が抜けにくい場合があります。
現在は、ガラス系コーティング剤を薄く使った直貼り施工をおすすめしています。
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8.貼り付け時の火入れについて
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ラッピングシートは、貼り付ける時に温めることで粘着が出やすくなります。
粘着が弱く感じる場合でも、商品自体の粘着力だけでなく、施工時の火入れが不足している可能性があります。
ヒートガンやドライヤーを使い、シート表面が90℃前後になることを目安に温めながら施工してください。
温めた後は、手袋を着用した手や柔らかい布で、温かい状態のまましっかり圧着してください。
✓ 重要な流れ
火入れ → 圧着 → 仕上げのアフターヒーティング
ただ貼るだけではなく、この流れまで行うことが重要です。
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9.二層構造による注意点
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5D・6D・3Dハイグロス・4Dハイグロス系は、柄のある下地にクリア層を重ねた二層構造の商品です。
通常の一層型ラッピングシートに比べ、艶感が出やすい一方で、熱の入り方、伸び方、端部からの水分の入り方に注意が必要です。
✓ 二層構造で注意すること
・強く引っ張りすぎると、柄の見え方やクリア層に影響が出る場合があります
・熱を入れすぎると、内部に熱がこもる場合があります
・端部やカット部分から水分が入る場合があります
・端部処理とアフターヒーティングが特に重要です
見た目の艶感をきれいに保つためにも、無理に強く伸ばさず、温めながら少しずつ施工してください。
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10.端部からの水分入り込みについて
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ハイグロス系は、柄層とクリア層を重ねた二層構造のため、端部やカット部分から水分が入り込む場合があります。
特に、屋外使用、洗車、雨、水がかかる場所では、端部から水分が入りやすくなります。
水分が入ると、一時的に柄が見えづらくなったり、白っぽく見えたりする場合があります。
水分が入った場合でも、乾燥すると目立ちにくくなる場合がありますが、浸水を防ぐためには端部処理が重要です。
✓ 浸水を抑えるために
・端部はできるだけ巻き込むように処理する
・カット部分を露出させすぎない
・施工後に端部までしっかり圧着する
・端部や曲面はアフターヒーティングを行う
水がかかりやすい場所に施工する場合は、端部処理を特に丁寧に行ってください。
必要に応じて、施工面への影響を確認しながら、端部の防水処理をご検討ください。
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11.熱の入れすぎに注意してください
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ハイグロス系は、下地の柄層とクリア層を重ねた二層構造のため、熱を入れすぎると内部に熱がこもりやすくなります。
ヒートガンを近づけすぎたり、同じ場所を長時間温め続けたりすると、内部のクリア層が変形し、液だれや癒着のように見える状態になる場合があります。
施工中は分かりにくくても、冷えた後に表面の見え方が変わる場合があります。
熱を入れる際は、1か所に熱を当て続けず、ヒートガンやドライヤーを動かしながら、全体にまんべんなく温めてください。
シート表面が90℃前後になることを目安に、できればレーザー温度計などで確認しながら施工してください。
✓ 加熱時の注意
・ヒートガンを近づけすぎない
・同じ場所に長時間当て続けない
・一気に高温にしない
・全体にまんべんなく熱を入れる
・不安な場合はドライヤーを使用する
ヒートガンは温度が上がりやすいため、慣れていない場合はドライヤーの方が安全に作業しやすい場合があります。
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12.引っ張りすぎに注意してください
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曲面や凹凸に貼る場合、シートを伸ばしながら施工することがあります。
ただし、ハイグロス系は二層構造のため、強く引っ張りすぎると、通常のシート以上に見え方へ影響が出る場合があります。
✓ 引っ張りすぎで起きやすいこと
・柄の変形
・表面のゆがみ
・白濁
・クリア層への負担
・色味や質感のムラ
・破れ
・端部の浮き
伸ばす量は、元のサイズに対して10%以内程度を目安にしてください。
それ以上無理に伸ばすと、シートの見え方や質感に影響が出やすくなります。
柄があるシートは、一方向だけ強く引っ張ると柄が崩れやすくなります。
できるだけ全体に均一な力をかけ、少しずつ伸ばしながら施工してください。
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13.曲面・凹凸部分の施工について
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浅い曲面や緩やかな凹凸であれば、1枚で施工できる場合があります。
ただし、深い凹みや強い曲面は、シートの戻ろうとする力が強くなり、剥がれやすくなる場合があります。
その場合は、無理に1枚で貼ろうとせず、2枚に分けて施工することもご検討ください。
■ 凹凸部分の貼り方
凹凸がある場合、先に凸部分だけが貼り付き、凹部分が浮いたままになることがあります。
この場合は、角度が緩やかな側から温めながら貼り付けてください。
角度が急な側を強く温めて貼ると、シートが伸びすぎて薄くなったり、戻りやすくなったりする場合があります。
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14.スキージーの使い方
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スキージーを使用する場合、まっすぐ一直線に押すだけではなく、少し弧を描くように動かすと空気を逃がしやすくなります。
ガラス系コーティング剤を薄く塗布していると、シートと施工面の間で空気が移動しやすくなり、空気抜きがしやすくなります。
広い面を貼る場合は、引っ張る人と貼り付ける人で分担すると、シワが出にくくなります。
■ 表面傷について
ハイグロス系は表面の艶感があるため、施工時のこすれ傷が目立つ場合があります。
スキージーを使う場合は、マイクロファイバークロスや柔らかい布を巻いて施工してください。
必要に応じて布を軽く湿らせながら空気を抜くことで、表面傷を抑えやすくなります。
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15.端部処理について
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ラッピングシートは、施工対象のサイズギリギリで貼ると、端が露出した状態になります。
端が露出していると、時間の経過とともにホコリ、雨、水分、洗車などの影響で剥がれやすくなります。
ハイグロス系は、端部やカット部分から水分が入り込む場合があるため、端部処理が特に重要です。
可能な場合は、端部を1〜2cm程度折り返して貼り付けてください。
端部や曲面、折り返し部分は、施工後に必ずアフターヒーティングを行ってください。
当店としては、まずは清掃・脱脂、ガラス系コーティング剤による施工性向上、火入れ、圧着、端部処理、アフターヒーティングを優先していただくことをおすすめします。
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16.アフターヒーティング/ポストヒーティングについて
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曲面や端部、引っ張って貼った部分には、シートが元に戻ろうとする力が残ります。この戻ろうとする力が残ったままだと、施工後に浮きや剥がれが起きる場合があります。
施工後は、シート表面が90℃前後になるように再加熱し、温かい状態でしっかり押さえてください。これをアフターヒーティング、またはポストヒーティングといいます。
表面温度は、できればレーザー温度計などで確認してください。アフターヒーティングを行うことで、曲面・端部・折り返し部分の浮きや剥がれのリスクを下げやすくなります。
ハイグロス系は二層構造のため、アフターヒーティング時も熱の入れすぎに注意してください。
1か所に熱を当て続けず、全体をまんべんなく温めてください。
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17.古い塗装面・劣化したクリア層への施工について
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古い車両の塗装面、劣化したクリア層、再塗装面などに施工する場合は注意が必要です。
ラッピングシートの粘着が塗装面に強く固着すると、剥がす際に塗装面やクリア層へ影響が出る場合があります。
施工前に目立たない部分で確認してください。
ガラス系コーティング剤を薄く塗布してから施工すると、施工面とシートが強く固着しすぎる状態を抑えやすくなり、剥がす際の負担も抑えやすくなります。
ただし、下地の状態によっては完全に防げるものではありません。
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18.色味・柄・艶感の見え方について
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ハイグロス系ラッピングシートは、柄のある下地の上にクリア層を重ねた二層構造の商品です。
そのため、通常の一層型シートに比べて艶感や奥行き感が出やすい一方で、商品画像、撮影時の照明、見る角度、周囲の映り込み、貼り付ける下地の色、施工する面の形状によって、色味や質感の印象が変わって見える場合があります。
特にハイグロス系は、表面のクリア層によって光を反射しやすいため、屋内の照明下、屋外の太陽光下、日陰、夕方の光、スマートフォンの画面上では、色味や明るさ、艶感の印象が違って見える場合があります。
また、実際に車両やパーツへ貼り付けると、平らな状態で見た時とは印象が変わることがあります。
■ 商品画像と実物の違いについて
商品画像は、できるだけ実物に近い印象になるよう作成していますが、完全に同じ色味や艶感を再現することはできません。
お使いのスマートフォン、パソコン、モニターの設定によっても、表示される色味は変わります。
そのため、商品画像だけで最終判断するのではなく、色味や艶感に不安がある場合は、10cmサイズやA4サイズなどの小さいサイズで事前に確認していただくことをおすすめします。
■ 下地の色による見え方の違い
ハイグロス系ラッピングシートは、貼り付ける下地の色や状態によって、見え方が変わる場合があります。
特に、明るい色、濃い色、透け感を感じやすい色、光を反射しやすい面では、下地の色や光の入り方の影響を受ける場合があります。
白い下地へ貼った場合、黒い下地へ貼った場合、曲面へ貼った場合では、同じシートでも印象が変わる場合があります。
色味や艶感を重視される場合は、実際に貼る予定の素材や近い色の下地で、事前に確認してください。
■ 柄の向き・目の方向について
3Dハイグロス、4Dハイグロス、5D、6Dなどのカーボン柄系商品は、柄の向きや光の当たり方によって見え方が変わる場合があります。
左右のパーツや隣り合う面へ施工する場合、シートの向きが異なると、同じ商品でも色味、柄の流れ、艶感、反射感が違って見えることがあります。
左右対称に貼りたい場合や、複数のパーツへ続けて施工する場合は、施工前にシートの向き、柄の流れ、光の反射方向を確認してからカットしてください。
■ 施工前の色合わせについて
複数のパーツへ貼る場合や、以前購入した商品と追加購入した商品を並べて使用する場合は、施工前に必ず色味を確認してください。
ラッピングシートは製造ロットや入荷時期によって、同じ商品名でも色味、艶感、柄の見え方にわずかな差が出る場合があります。
特に、以下の場合は事前確認をおすすめします。
✓ 色合わせ確認をおすすめするケース
・左右のパーツへ貼る場合
・ボンネット、ルーフ、ドアなど広い面へ貼る場合
・以前購入した商品と追加購入分を並べて使う場合
・一部だけ補修する場合
・同じ車両内で複数枚をつなげて使う場合
・色味、柄の流れ、艶感、反射感を重視する場合
施工後に色味や艶感の違いに気づいた場合、貼り直しが難しくなることがあります。
施工前に、実際に貼る予定の場所へ仮置きし、屋内・屋外・日なた・日陰などで見え方を確認してください。
■ 追加購入時のご注意
以前購入した商品と同じ商品名であっても、追加購入時に完全に同じ色味・艶感・柄の出方になるとは限りません。
製造時期、仕入れロット、保管状態、撮影環境などにより、わずかな差が出る場合があります。
広い面を一度に施工する場合は、できるだけ同じタイミングで必要数量をまとめてご購入いただくことをおすすめします。
補修用や追加施工用として後から購入される場合は、既に貼っている箇所と完全に一致しない可能性があることをご理解ください。
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19.ハイグロス系シートの退色・表面劣化について
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ハイグロス系ラッピングシートは、使用環境や保管環境によって、紫外線、照明、熱、雨、洗車、摩擦、気温差、ボディ表面の温度上昇などの影響を受けます。
そのため、屋外使用に限らず、使用期間や環境によって、退色、色抜け、艶感の低下、表面状態の変化が起きる場合があります。
ハイグロス系は、柄層の上にクリア層を重ねた二層構造の商品です。
艶感や奥行き感を楽しめる一方で、紫外線、熱、雨、洗車、摩擦などの影響により、色味、柄の見え方、艶感、表面状態が変化する場合があります。
特に、赤系・紫系などの鮮やかな色や、濃色系、屋外で直射日光を受けやすい場所に施工する場合は、退色や艶感の低下が見られる場合があります。
また、それ以外の商品でも、直射日光を多く浴びる場所、熱がこもりやすい場所、摩擦や洗車の影響を受けやすい場所では、表面劣化が見られる場合があります。
■ 退色・表面劣化を抑えるための保護ケアについて
屋外や日差しの当たりやすい場所で使用する場合は、施工後にフィルム対応の保護剤やコーティング剤を使用することをおすすめします。
紫外線、雨、汚れ、洗車時の摩擦などによる退色や表面劣化を、できるだけ抑える目的で役立つ場合があります。
当店でも、ラッピングシートに使用できる保護剤やコーティング剤について、複数のシートとの相性や見え方の変化を確認しています。
ただし、シートの種類、表面の質感、使用する薬剤、使用環境によって仕上がりや効果には差が出るため、現時点では特定の薬剤や効果を保証するものではありません。
保護剤やコーティング剤を使用しても、退色や劣化を完全に防げるものではありません。
そのため、使用する場合は、いきなり本番面へ使用せず、必ず端材や目立たない部分で相性を確認してください。
✓ 確認していただきたいこと
・ムラにならないか
・白っぽくならないか
・艶感が変わりすぎないか
・表面がベタつかないか
・拭き残しが出ないか
・24時間程度経過後に見え方が変わらないか
ハイグロス系は表面に艶感があるため、保護剤やコーティング剤の拭き残しがあると、ムラや曇りのように見える場合があります。
使用する場合は、薄く塗り、拭き残しがないようにしてください。
■ 使用環境による違いについて
退色や変色の時期は、使用期間、直射日光の当たり方、紫外線を浴びる量、雨や洗車の頻度、貼り付ける場所、車両の保管環境、屋内外の使用環境によって異なるため、一概には言えません。
ボンネット、ルーフ、ドアミラー、バンパー上部など、日差しや熱の影響を受けやすい場所では、退色や艶感の低下が早く出る場合があります。
一方で、日陰になりやすい場所や、紫外線の影響を受けにくい場所では、比較的ゆっくり変化する場合があります。
屋外駐車、青空駐車、海沿い、雪の多い地域、洗車頻度が高い環境では、シートへの負担が大きくなる場合があります。
また、夏場の炎天下では、車両表面が非常に高温になることがあります。
PVC素材は高温や紫外線の影響を受けるため、長期間きれいな状態を保ちたい場合は、屋内保管や日陰での保管が有利です。
■ 端部からの水分入り込みについて
ハイグロス系は、柄層とクリア層を重ねた二層構造のため、端部やカット部分から水分が入り込む場合があります。
屋外使用、洗車、雨、水がかかる場所では、端部から水分が入りやすくなる場合があります。
水分が入ると、一時的に柄が見えづらくなったり、白っぽく見えたりする場合があります。
水分が入った場合でも、乾燥すると目立ちにくくなる場合がありますが、浸水を抑えるためには端部処理が重要です。
端部はできるだけ巻き込むように処理し、施工後に端部までしっかり圧着してください。
端部や曲面、折り返し部分は、アフターヒーティングを行ってください。
水がかかりやすい場所に施工する場合は、端部処理を特に丁寧に行ってください。
■ 貼り替えサイクルについて
当店のハイグロス系ラッピングシートは、DIY向けのリーズナブルな価格帯の商品です。
高級メーカー品のように、長期間屋外で貼りっぱなしにすることを前提にした商品ではありません。
屋外や日差しの当たりやすい場所で使用する場合は、長期間放置するよりも、劣化や固着が強くなる前に貼り替える方が、剥がす際の負担を抑えやすくなります。
使用環境にもよりますが、状態を見ながら早めの貼り替えをご検討ください。
色味や艶感を長く楽しみたい場合は、屋内や紫外線の影響を受けにくい場所での使用をおすすめします。
屋外で使用する場合は、時間の経過とともに色味や表面状態が変化する可能性があることをご理解ください。
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20.剥がす時の注意
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剥がす際は、冷えた状態で無理に強く引っ張らないでください。
粘着が効いた状態で強く剥がすと、シートが破れたり、下地へ影響が出たりする場合があります。
必要に応じて、ドライヤーやヒートガンで少し温めながら、ゆっくり剥がしてください。
温めることでシートや粘着がやわらかくなり、剥がす時の負担を抑えやすくなります。
古い塗装面、劣化したクリア層、再塗装面などは、剥がす際に下地へ影響が出る場合があります。
施工前にガラス系コーティング剤を薄く塗布しておくことで、剥がす際の負担を抑えやすくなります。
ただし、下地の状態によっては完全に防げるものではありません。
長期間貼りっぱなしにした場合や、紫外線・熱・雨などの影響でシートや粘着が劣化している場合は、剥がしにくくなることがあります。
ハイグロス系は二層構造のため、劣化が進んだ状態で無理に剥がすと、表面層や粘着部分に負担がかかる場合があります。
剥がす際は、状態を確認しながら、少しずつ作業してください。
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21.お手入れについて
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洗車は、基本的に水道水で洗い流し、柔らかい布で拭き取ってください。
洗浄剤を使用する場合は、以下を避けてください。
⚠ 使用を避けるもの
・研磨剤入りの洗浄剤
・洗浄成分の強いワックス
・プレクサスなどの強いクリーナー
・硬いブラシ
・研磨力のあるスポンジ
洗浄前には、表面のゴミや砂を水道水などでしっかり洗い流してください。
洗浄後は、水分をしっかり拭き取ってください。
表面に砂やホコリが残った状態でこすると、傷の原因になります。
ハイグロス系は表面の艶感があるため、こすれ傷や拭き傷が目立つ場合があります。
洗車や拭き取りの際は、柔らかいクロスを使用し、強くこすりすぎないようにしてください。
また、ハイグロス系は端部やカット部分から水分が入り込む場合があるため、洗車後は端部付近の水分もできるだけ拭き取ってください。
■ 保護剤・コーティング剤を使用する場合
施工後にフィルム対応の保護剤やコーティング剤を使用する場合は、必ず端材や目立たない場所で確認してから使用してください。
商品表面の質感や薬剤との相性によって、艶感、色味、手触り、ムラの出方が変わる場合があります。
当店でも、ラッピングシートに使用できる保護剤やコーティング剤について、複数のシートとの相性や見え方の変化を確認しています。
ただし、現時点では特定の薬剤や効果を保証するものではありません。
ハイグロス系は表面の艶感があるため、保護剤やコーティング剤のムラ、拭き残し、白っぽさが目立つ場合があります。
使用する場合は、薄く塗布し、拭き残しがないようにしてください。
施工後すぐに雨や水分がかかると、保護剤やコーティング剤の仕上がりに影響する場合があります。
使用する薬剤の説明に従い、乾燥・硬化時間を確認してください。
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22.最後に
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ハイグロス系ラッピングシートは、艶感のある仕上がりを楽しめる一方で、二層構造ならではの注意点があります。
特に重要なのは、以下の流れです。
✓ 施工前
清掃・脱脂・ガラス系コーティング剤による下準備
色味・柄・艶感の見え方確認
必要に応じた小さいサイズでの事前確認
✓ 貼り付け時
火入れ・圧着・引っ張りすぎ注意
柄の向き・光の反射方向の確認
✓ 仕上げ
端部処理・浸水対策・アフターヒーティング
✓ 使用後
退色・表面劣化の確認
保護剤・コーティング剤による保護ケア
剥がす時は温めながらゆっくり作業
二層構造の商品は、端部からの水分入り込み、熱の入れすぎ、強い引っ張りに特にご注意ください。
文章だけでは伝わりにくい部分もありますので、必ず施工動画もあわせてご確認ください。
以上、ご説明が長くなり申し訳ございませんが、商品特性をご理解いただいたうえで施工していただけますと幸いです。
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