■商品の梱包について(後編)

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■商品の梱包について(後編)

今回は、前回の続きとなります。

当方のシートは製造方法がカレンダー製法のため、製造してからある程度の時間が経過するまでは、多少縮みます(3~4mm程度)。この収縮は、シート全体に起きています。シートの裏面の剥離紙は縮みませんが、シート本体、製造直後からある程度の時間まで収縮をします。


剥離紙は縮まずラッピングシートは縮むという力が働くため、ラッピングシートとシートの間に気泡が発生しやすくなります。下の写真は、多数の気泡が発生した例です。

 


特に気泡が発生しても商品に問題があるわけではなく、ヒートガンやドライヤーなどで温めて柔らかくすると気泡の跡などはなくなりますので、問題ありませんが、到着した際の商品外観を気にされる方が多いため、そもそも気泡が発生しない梱包方法を模索しました。
 


たどり着いた梱包方法が紙筒にテンションを掛けて巻き付けるという方法でした。テンションを掛けていても稀に気泡が発生してしまいますが、現在では殆ど発生していません。
 
紙筒の中に入れて発送した場合、テンションがかかっていない状態のため、到着した際、上の写真のような状態になっている可能性が発生します。

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  • kurikimasaru