■曲面フィルムの貼り方は?

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■曲面フィルムの貼り方は?

曲面は、中央から空気を逃がすように貼付していきます。その際、ドライヤーやヒートガンを使用し、ラッピングシートの収縮特性を利用して施工します。

ドアミラーのような丸みを帯びた物にラッピングシートを貼る場合、平面ではないため、丸みを帯びた中心部は気泡ができませんが、中心から離れていくとラッピングシートに余長が発生するため、山なりのような気泡が放射線状に発生します。

イメージ写真を掲載しました。どらミラーの上にラッピングシートを被せ、テンションを掛けた状態になっています。写真はテンションを掛けているため、指先付近はシワがありませんが、テンションを掛けずに置いた状態にした場合、写真赤丸のような気泡の山なりが発生します。



このシートの山なり部分を温めてから、矢印に発生した山なり部分の気泡を無くすように抑えていくと気泡を逃がしながら貼る事ができます。一気に山なりになった気泡をつぶすようにしてしまうと、気泡が逃げ切れずシワが残ってしまうため、少しずつ気泡を逃がす必要があります。

①ドライヤー(又はヒートガン)で山なりの気泡箇所を温める。
②ドライヤー(又はヒートガン)での温めを一旦止め、温めた山なり気泡箇所の気泡を逃がすように抑える。
③うまく気泡が逃げない場合は、剥がして再度①・②を行う。

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  • kurikimasaru