■色の見え方について②
前回の「色の見え方について」で、見ている物は、光が対象にあたり反射した周波数を受け取っている旨を説明しました。では、商品ページにアップしている画像ではどんなことが起きているのかを見ていきます。
商品のトップページに使用している画像は、一眼レフで撮影機材(ブースや撮影用照明)を使用して撮影をしていますが、撮影用照明や商品の光の反射によって、撮影画像は全体的に暗くなったりするので、撮影後に明るさの調整などをソフトウェアを使用して現像しています。
この現像をすることで、商品自体の明るさなどを調整し本来の色を再現する形となるのですが、一般的にお客様が購入した場合、商品は自宅に到着するため、自宅の蛍光灯の下で開封することになりますから、同じ光源ではないため、見え方に不一致が発生し、商品ページに掲載されている商品画像の色あいと違うということが発生してしまいます。
蛍光灯の下でみる色あいは、若干鮮やかさ少なく、少し暗めの感じの印象になりますが、(撮影画像現像後の)撮影画像は、色の発色が良いため、家の中の蛍光灯でみる画像の色あいと撮影ブースで白色LEDをしっかり当てた画像とでは確実に色味が違ってきます。
また、ラッピングシートを撮影時、商品の柄などをくっきり撮影するために商品は梱包時の状態に近い丸めた状態で撮影することが多いです。この丸めることで柄の明瞭度や艶感が平面にして撮影した時よりもツヤ感を強く感じます。
このため、自宅で受け取とられ、蛍光灯の下で商品を手に取るとこの場合でも商品ページに掲載されている商品画像のツヤ感と違っているということが発生します。
上記のような購入後の齟齬が発生しないよう、当方では品質確認サイズと称し、10×10cmのサンプルサイズを販売しておりますので、そちらをご購入いただき質感を確認してから購入されることをお勧めします。
- kurikimasaru