■ラッピングシートの収縮について

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■ラッピングシートの収縮について
今回は、製造後のラッピングシートの収縮についてお話します。以前にラッピングシートの製法についてご説明しました。

当方の取扱ラッピングシートは、原反が1.52m×28m(※長さは種類によって異なる)となります。製造後、ラッピングシートは収縮するため、PVCが落ち着いていく間の期間に数ミリ幅縮みます。これは、カレンダー製法の特性とも言えます。液体のPVCをローラーで延ばすため、製造直後はあまり収縮していませんが、日数が経過しPVCが落ち着いてくると縮み始めます。なので、シートの縦幅の上と下のシートは数ミリ縮んでいることが多いです。

これに対し、キャスト製法は、液体のPVCを伸ばし、乾燥させてから巻取りをおこなっているため、縮みが発生しませんが、温度やサイズ管理が厳密になる分、人件費や設備費にかかってきますので、その分シートは高価になります。

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  • kurikimasaru