ラッピングシートに関する用語辞典(逐次更新)
~失敗しないための言葉の意味集~
今回の記事は、ラッピングシートの具体的な施工手順やテクニックを解説するものではありません。
しかし、私たちがラッピングシートについて正しい情報をお伝えしていくためには、まず「言葉の意味」を正しく定義することがとても重要だと考えました。
私たちが普段、何気なく施工の現場で使っている言葉――
「粘着力」「接着力」「タック力」「保持力」といった用語には、実はそれぞれ明確な意味と違いがあります。
これらの言葉の意味を正しく理解していないと、
シート選びや施工方法の判断を誤ってしまうことも少なくありません。
そこで本記事では、ラッピングシートに関する用語の意味を、
段ボールとガムテープを例に取りながら、誰にでもイメージしやすい形で整理していきます。
この「言葉の定義」を知ることで、
これからの施工やシート選びが、きっと今までよりずっと楽になります。
①シート断面構造

基材
ラッピングシートの柄・色・質感を構成するメインの層。
見た目そのものを作る部分。
粘着層
施工対象へ貼り付けるための接着剤の層。
貼りやすさ・剥がしやすさの“性格”を決める心臓部。
剥離紙
施工まで粘着層を保護するための保護紙。
使用時に剥がして粘着層を露出させる。
②タック力(初期の粘着力)

意味:
剥離紙を剥がし、指で軽く触れた瞬間にベタつく初期の粘着力。
現場での意味:
この力が強すぎると、位置調整が難しくなる。
③粘着力

意味:
シートを圧着した直後に発生する「貼り付いた直後のくっつく力」。
段ボール例え:
ガムテープを貼って、なぞった直後の状態。
※この段階だと比較的綺麗に剥がせる。
④接着力

意味:
時間が経過して、粘着層がなじみ、
最大まで高まった状態のくっつく力。
段ボール例え:
時間が経ったガムテープを剥がすと
段ボールの紙ごと剥がれる状態。
⑤保持力

意味:
接着状態をどれだけ長く維持できるかを表す性能。
段ボール例え:
何年も貼られたガムテープが劣化し、
硬くなって粘着力を失っていくまでの“寿命”。
- kurikimasaru





