■施工時の養生とクリーニングについて
先日、アップした施工動画内での養生ついて説明したいと思います。
この部分は、ラッピングシートの剥離紙を剥がしてボンネットに置くという感じにする際、割と重要な下準備をしているので、記事にしています。
ボンネットやルーフなどにラッピングシートを施工しようとすると、購入するシートサイズも大きく、剥離紙を剥がしていない状態であれば、ボンネットの大きさいに広げて置くというのは問題ないかと思いますが、剥離紙を剥がしてボンネットに置くという状態にするとなるとシート同士がくっついたりすることが多いのではないでしょうか。
ボンネットの場合、右・左どちらからでも問題ありませんが、(養生は写真のとおり両側ですが)どちらか一方にシートの剥離紙を剥がした部分を接着し、シートの片側を養生テープが貼ってある部分にくっつけた状態で剥離紙を剥がしていくことになりますので、養生はしっかりしておいた方が良いです。
写真の赤丸部分が、養生テープが貼ってある箇所になります。
また、大サイズのラッピングシート施工時の気温が高い状態だと、シートがかなり柔らかいので、広げるだけでもかなり手間がかかるので、今シーズンであれば、夜間か空調が効いている室内で施工することを強くお勧めします。
動画内では、クリーニングはアルコールでボンネット表面の脱脂のみですが、アルコール脱脂の前にボンネットの鉄粉取りを行っています。施工時に鉄粉が残っていると、ボンネットとラッピングシートの間に鉄粉を挟んでしまう形となり、ボンネットを傷つけてしまう要因になるため、鉄粉取りの粘土などでしっかりクリーニングしておいてください。
- kurikimasaru