■施工推奨温度について
今回は、商品の施工温度についてです。
施工増工場から推奨されているラッピングシートの施工温度は、16~32℃と説明を受けていますが、実際に施工してみての感じだと16~26℃くらいが施工しやすい温度だと感じています。
外気温が高い場合は、常温の状態でもラッピングシートが軟らかくなりすぎてしまい、剥離紙を剥がした後、ラッピングシートが施工対象以外にくっついてしまう、若しくはラッピングシートどうしがくっついてしまうなど施工者の意図にそぐわない箇所にシートがくっついてしまうことが多くなるためです。
外気温が低い場合については、過去の記事でデメリットについて説明していますが、外気温が低いとシート自体の温度が低くなりやすいので、シートが20℃の状態に比べ硬い状態となりやすいということが言えます。
施工に適している外気温は20~25℃。この記事を作成している1月時点ですと最高気温が12~13℃でこの温度が維持できている時間帯は、5~6時間程度。殆どシートが硬い時間帯になるということなりますので、ドライヤーなどで施工する箇所を温めても直ぐにシートの温度は下がってしまう、シートが硬くなりやすいので接着が良くない、柔軟性が悪いということなります。
車庫などで外気温が16℃以上の状態に維持できていないのであれば施工には向かない状況です。
昨今の気象状況は、夏場がかなり暑いので、施工するとしても夏場の場合は夜間、春と秋はがメインの施工時期になるとのではないかと思います。
- kurikimasaru