■色の見え方について①
お客様より、商品のツヤ感が商品ページの画像と現物が違うというお声を時々いただきます。今回は、商品画像の商品の色あいと商品現物の色あいの違いが何故発生するのかについてお話したいと思います。
この内容を話するには、そもそも人間は、色をどの様なメカニズムで認識しているのかを知る必要があります。人間の目は、太陽光(などの光)が物体に反射した光を目で受け取ることで色を認識しています。この反射した光は、電磁波という光であり、波長ごとに色が決まっています。
例えば赤いリンゴの場合、リンゴの表面から発せられる周波数は長波長になるため、人間の目は赤い色として光を受け取っています。表面の青いリンゴの場合は、表面から発せられる周波数は短波長となるため、人間の目は青い色として光を受け取っています。下の図のような感じ。
なので、夜や暗室など光が無い場所では、物体に光が反射しないので、物体から発せられる周波数も無く、色を認識することができないということになります。
上記の光が無い場所の話から分かるとおり、光源となる光の色によって発生られる周波数も変わってくるということが分かります。
無色透明な光が赤いリンゴに当たった場合、上記のとおり長波長の周波数が発せられるので赤く見えますが、光源の色が青ぽかったり、白熱球のような暖色だとそもそも光源に色がついているので物体に当たって反射する色(周波数)も異なります。なので、夜、家の中と家の外でみる赤いリンゴの色あいは、色が異なってみえるということが起きてしまうんです。
次回以降に上記の見え方を踏まえ商品画像に起きていることを説明したいと思います。
- kurikimasaru