■ハイグロス系(5D、4Dハイグロス、6D系)ラッピングシートの水分侵入について_2

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■ハイグロス系(5D、4Dハイグロス、6D系)ラッピングシートの水分侵入について_2

ハイグロス系のラッピングシートシリーズを購入されたお客様よりシートに水分が入ったとの苦情がありました。

以前にもこの件ついては、取り扱っており、水分が入らないように「端処理」や「コーキング」などを行う必要があると取扱説明やメールに記載しておりますが、時々、上記の苦情は寄せられるので、この件については定期的に記事をアップし、喚起していきたいと思います。

 

まず、当店でハイグロス系ラッピングシートと呼んでいるシートは、2層構造になっているラッピングシートを指します。ハイグロス系ラッピングシートは、表面のクリアシートと(3D柄もしくは4D柄の)柄シートの2種類を圧着して製造されています。柄シートの表面に凹凸があるため、圧着しても若干の隙間があり、端から水分が入ることがあります。

 

4Dハイグロスシートは、表面のクリアシートと4D柄シートを圧着していますが、4D柄シートの表面に凹凸がないため、上記のような苦情が寄せられたことはありません。5Dは、表面のクリアシートと3D柄シートを圧着していますが、3D柄シートの表面が立体感を出すためにエンボス加工が施されている関係もあり、クリアシートと圧着しても断面でみると隙間が発生しています。このため、水分の侵入を防ぐため、5D(若しくは3Dハイグロス)については、施工後のラッピングシートの端を折り返して施工する、できれば折り返したシート端部分にはコーキングを推奨しています。

 

このお客様からは、ハセプロではラッピングシートの浸水がないとのお声をいただきましたが、ハセプロのシートは1層型、当店のハイグロス系シートは2層型になるため、そもそも商品構造が異なります。ここら辺の内容は、商品説明や購入後メールなどに記載しておりますのでご確認ください。ご理解いただいて施工されている方からは、施工後写真も都度いただいておりますので、ポン付けを期待されている方は上記で挙げたメーカ品で施工された方が良いです。

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