【徹底比較】3D・4D・5D・フォージド・ハイグロスの違いとは?

失敗しないラッピングシート選びのための完全ガイド
カーラッピングに使用されるシートには、「3D」「4D」「5D」「フォージド(アイスブラスト)」など様々な種類があります。
この記事では、それぞれのシートの違いや特徴を「一層型」「二層型」の構造から丁寧に解説し、購入前に知っておきたいポイントをわかりやすくご紹介します。
✅ まずは構造から!一層型と二層型の違いとは?
種類 |
構造 |
特徴 |
3D / 4D / 7D |
一層型 |
柄が直接印刷されたシート |
3Dハイグロスなど |
二層型 |
柄シート+光沢クリアシート構造 |
一層型シートは、表面に柄を直接プリントし、その裏側に接着剤を塗布したもの。素材としてはPVC(塩化ビニール)が主流です。
対して二層型シートは、柄のシートの上に透明なクリアシートを圧着し、深みとツヤ感を持たせた構造です。
📌 例:
- 「4Dシート」にクリア層を追加 → 4Dハイグロス
- 「3Dハイグロス」と「5D」は同柄でも工場が異なるため区別
- 「4Dハイグロス」と「6D」も同様
✅ 各シートの見た目と特徴まとめ
◼️ 3Dカーボンシート(3D)
- 特徴:立体感のある網目模様
- 表面:ややマット、施工しやすい
- 用途:車内装・DIY初心者にも人気
- 構造:一層型
◼️ 4Dカーボンシート(4D)
- 特徴:角度によって見え方が変わる「奥行き感」
- 表面:中程度のツヤ感あり
- メカニズム:レンチキュラー構造に近い視覚効果
- 構造:一層型
🔍 商品写真だけではこの効果は伝わりにくいため、実物確認がおすすめです。
◼️ 5Dカーボンシート(5D)
- 特徴:3D柄に強いツヤをプラス
- 表面:クリア層でハイグロスな仕上がり
- 構造:二層型
◼️ アイスブラスト(フォージドカーボン系)
- 特徴:不規則な結晶模様(氷晶柄)
- 柄:線対称でない、ユニークなパターン
- 分類:
- ハイグロス系 → アイスブラスト・ブラック/シルバー(=二層型)
- 一層型 → ガラスブラック/フラワーブラック/キャスティングブラック
- kurikimasaru