【注意】塗装が剥がれた車にラッピングシートを貼ると危険?DIY前に知っておくべきこと

🔧 はじめに
「塗装が一部剥がれている車にラッピングシートを貼ったら、他の塗装まで一緒に剥がれてしまった」というお声をいただくことがあります。
ラッピングシートは、車の印象を変えたり塗装を保護したりと便利なアイテムですが、塗装がすでに劣化・剥がれている車両には注意が必要です。
この記事では、塗装が剥がれた車両にラッピングシートを貼る際の注意点や塗装が剥がれるメカニズムを、DIYユーザー向けにわかりやすく解説します。
🚫 剥がれた塗装面への貼付はリスクあり
一見、部分的な塗装の剥がれだけに見えても、周囲の塗装も見えないレベルで劣化していることがあります。
その状態にラッピングシートを貼ると、粘着力によって健康な塗膜まで一緒に剥がしてしまうリスクがあります。
🔬 塗装が剥がれるメカニズム
車の塗装は、「下地処理 → 中塗り → 上塗り → クリア」の4層構造でできており、紫外線や経年劣化、熱・水分の繰り返しにより密着力が低下していきます。
特にボンネットやルーフはダメージを受けやすく、一部剥がれが見えたときには、すでに周囲も脆くなっていると考えたほうが無難です。
🛠 施工前に確認したい3つのポイント
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塗装が均一で剥がれやヒビがないか
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表面に粉吹き(チョーキング)や触ると浮く感じがないか
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「貼れるか」ではなく「貼っても問題ないか」を判断
⚠️ DIYには考える力も必要です
「貼るだけ」でも見た目を変えることはできますが、塗装の状態を見ることと、貼り方の工夫が求められます。
DIYは自由で楽しい一方、「とりあえず貼ってみる」でうまくいかないケースも。
見た目ではわからない“下地の危険”を想像できるかなどが、成功と失敗の分かれ道になります。
✅ トラブルを防ぐには?
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剥がれた塗装面には基本的に貼らない
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心配な箇所はまず小さなサンプルでテスト施工
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不安がある場合は、再塗装してからの施工を検討
📝 まとめ
ラッピングシートは、車のカスタムや塗装保護に最適なアイテムですが、使用には塗装面の健康状態のチェックが欠かせません。
DIY初心者の方は、「どこに貼れるか」だけでなく、「貼っても大丈夫か」を冷静に見極めることが大切です。
塗装が傷んでいる場合は、焦らず準備と確認を重ね、安全なDIYライフを楽しみましょう。
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