■ハイグロス系・5D・6D系ラッピングシートの商品構造について

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■ハイグロス系・5D・6D系ラッピングシートの商品構造について

前回、レンズフィルムの構造について説明しました。ハイグロス系(5D系・6D系含む)についても同じ3層構造になりますが、細かく見ると少し構造が異なっておりますので、今回は、このハイグロス系の商品構造について説明します。

 

商品自体は、3つのパーツに分かれるため、3層構造になっておりますが、商品本体の層は、クリアシート層と商品柄シート層に分かれます(上図)。

この二つのシートは、圧着されているため、1つのシートになっておりますので1層として扱っているため、商品自体の構造は3層構造としています。

 

この商品本体のクリアシート層と商品柄シート層は、接着剤などを塗布している訳ではなく、商品柄シート層は表面に(細かいレベルで)凹凸があるため、水溶液などを使用してシートを施工した場合、端から水分が入ることが否めません。これは以前の記事にも掲載しておりますが、水分が入ると乾いた状態のシートよりも色が濃い模様になります。水分がクリアシート層と商品柄シートの間に入っているだけなので、水分が乾けば、斑点のような模様は無くなります。この水分の侵入については以下の記事に掲載しておりますので細かい内容は、以下から参照ください。

■5D、4Dハイグロス、6D系ラッピングシートでの水分の侵入について■

話を戻しますと、ハイグロス系は3層構造になっていますが、製造工程上の各パーツの圧着前では4層になっています。上図は、製造工程上の各パーツの圧着前の構造を示したものになります。

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  • kurikimasaru