■ラッピングシートの貼り方は？②
前回、ラッピングシートの貼り方について、一人で作業する場合で説明しましたが、大きいサイズの施工は、手伝ってくれる方がいれば、二人で作業するのが理想的です。
二人で施工する場合は、塗装面に十分な水溶液※を吹き付けておいてからシートを二人でぴんと張った状態（テンションを掛ける程度）で施工面に置き、真ん中からスキージで空気を抜く感じで施工していきます。
※吹き付けができていれば、（シートが水溶液の上にのっている感じとなるため）細かな位置調整が楽にできます。
▼二人以上複数人で作業するメリット
・剥離紙を剥がしたシートをもっててもらえるので、不用意な箇所にラッピングシートがくっつかない。
・ヒートガンで施工する際、（テンションを掛ける程度に）シートを引っ張っててもらえるので、気泡が入りにくい状況で施工が行える。
▼剥離紙を剥がす時の用具
剥離紙は、通常、端から手で剥離紙をめくり剥がすことになりますが、剥離紙カッター（ガイドカッター、シートカッターなど呼び方は様々）を利用すると、シート中央部から観音開きのように剥離紙を剥がすことが可能になります。
- kurikimasaru
