■外気温が低い時にラッピングシートが裂けるについて

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■外気温が低い時にラッピングシートが裂けるについて
今回の内容は、外気温が低い時のラッピングシートの取り扱いについてになります。お客様よりコメントで除氷時にラッピングシートが割けたというお声について、何故発生したのか理由を含め、掲載させていただきます。

これまでの記事掲載で、ラッピングシートは外気温が高い時には、内部の分子構造が活発になるため、非常に柔らかくそして伸びやすくなりますが、反対に外気温が低くなると内部の分子構造が硬直しますので当然、堅くそして伸びにくくなります。

ラッピングシートの材質は、ポリ塩化ビニルPVCなので、上記に記載したとおり、気温が低い時は、伸びにくくなる、堅くなる状態は発生しますが、外気温が低い状態になっただけでは、ラッピングシート本体が自発的に裂けるということはありません。

ラッピングシートをボンネットやルーフなどに貼付後、ラッピングシートを貼付した面に付着した氷などをスノーブラシで無理に力をかけて除氷しようとすると裂ける・剥がれるといった場合が発生します。これは、硬くなった氷がラッピングシートと一体化している状態ですので、氷と一緒にシートも剥がす結果となるということです。

なので、ラッピングシートが貼付されている面での除氷は、水などを掛け表面の氷を解かしてからスノーブラシを使用するようにしてください。

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