【完全ガイド】ラッピングシート施工後のお手入れ方法|洗車機はNG!?

愛車にラッピングシートを施工した後、どのように洗車やメンテナンスを行えばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、「ラッピングシートのお手入れ方法」について、施工後すぐに知っておきたいポイントをプロの視点からわかりやすく解説します。
✅ 施工後のお手入れは“水拭き”と“中性洗剤での手洗い”が基本
ラッピングシートは、非常にデリケートな素材です。
そのため、お手入れ方法は以下のような優しい方法が推奨されています。
- 柔らかいマイクロファイバークロスによる水拭き
- 中性洗剤を希釈した水溶液での手洗い洗車
- 水洗い後は必ず乾いたクロスで水分の拭き取り
🚨 注意ポイント:自然乾燥はNGです
紫外線の影響で水滴跡が残る可能性があり、とくにマット系のラッピングシートでは目立ちやすいためご注意ください。
🚫 洗車機での洗車は基本NG!その理由とは?
「ラッピングシートを貼った車は洗車機に入れてもいいですか?」というご質問を多くいただきます。
結論から言うと、洗車機の使用はおすすめできません。
❌ 推奨しない理由
- シートの端部がブラシ等でめくれやすい
- 高圧の水やブラシでフィルムに細かい傷がつく
- 表面にできたキズから水分が侵入し剥がれの原因に
- ワックス成分などがシートにムラや変色を引き起こす可能性
特にナイロンブラシのような硬い素材の洗車機は、シートの表面を傷つけるリスクが非常に高いため避けるべきです。
◯ 洗車機を使用したい場合の条件(最小限のリスクで)
どうしても洗車機を使用したい場合は、以下の条件を満たす場合に限り「自己責任で」利用が検討できます。
洗車機の種類 |
使用可否 |
注意点 |
ブラシ式(硬質ナイロン等) |
❌ 完全NG |
剥がれ・キズリスク大 |
布ブラシ式(ソフトブラシ) |
△ 条件付き可 |
端部や浮き部分に注意 |
ノンブラシ式(高圧水) |
◯ 使用可能 |
高圧水を直接端に当てない |
🚫 施工から1週間以上経ってからご使用ください。
フィルムが定着するまでに時間がかかるため、施工直後の洗車は避けてください。
☔ 雨の日・濡れたままの放置はNG
意外と見落とされがちですが、雨で濡れたボンネットやルーフをそのまま放置すると水シミになることがあります。
- 特にマット系フィルムは水シミが非常に目立ちやすい
- 雨天後や洗車後は、必ず水分を拭き取りましょう
これは、3M社などのプロ施工メーカーでも注意喚起されている内容です。
✨ まとめ|ラッピングシートを長持ちさせるコツ
お手入れ項目 |
推奨内容 |
洗車方法 |
中性洗剤+手洗い |
洗車機使用 |
原則NG(どうしても使う場合は布ブラシタイプ) |
水の拭き取り |
必ず行う。自然乾燥はNG |
雨後の処理 |
拭き取り必須。特にマット系は注意 |
愛車の美しい仕上がりを長く保つためにも、ラッピングシート専用のメンテナンス方法をぜひ実践してみてください。
- kurikimasaru