【施工前に知っておきたい】ハイグロス系ラッピングシートの浸水リスクと対策

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【施工前に知っておきたい】ハイグロス系ラッピングシートの浸水リスクと対策
💬 お客様からのご質問
最近、実際にお客様からこのようなご質問をいただきました。
「4Dハイグロスホワイトって、水が入りやすいですか?」
このご質問にお答えするかたちで、今回はハイグロス系ラッピングシートの構造・浸水リスク・防止策を詳しく解説いたします。
🧩 ハイグロス系とは? -構造と分類-
「ハイグロス系」とは、透明なクリア層を上面に圧着した艶ありのラッピングシートの総称です。艶やかな見た目と高級感が特徴で、DIYでも非常に人気があります。
ただし、ハイグロス系といっても構造や密着性によって浸水リスクは異なります。
シート種類
浸水リスク
特徴
5Dハイグロス
やや高め
3D柄+クリア層で凹凸あり
3Dハイグロス
やや高め
同上
4Dハイグロスホワイト
低い
フラットな下地+クリア層で密着性良好
フォージド(アイスブラスト)
非常に低い
極めて高い密着性、構造上水が入りにくい
💡 施工時の注意点と対策
4Dハイグロスホワイトは、3Dハイグロスや5Dに比べて水が入りにくい構造ですが、それでも端部の処理によって浸水を完全に防げるかが決まります。
■ 水侵入を防ぐために
- 端部を折り返して貼る
シートの端をボディの裏側に折り返すことで、水が入り込む隙間をなくすことができます。 - ラッピングテープで補強する
折り返し部分にラッピング用テープを貼ると、さらに密着度が高まり、浸水を防止できます。
🎥 この作業は、下記動画の【3分22秒の部分】でも紹介しています。ぜひご確認ください。
💡【二層型ラッピングシートの施工方法】
「端部の処理:水の侵入を防ぐポイント」- 端部にコーキング材を使う方法もある
ただし、剥がすときにボディを傷める可能性があるため、注意が必要です。
✅ まとめ:4Dハイグロスホワイトは安心して使える?
4Dハイグロスホワイトは、艶のある美しい見た目と適度な施工性を両立した、DIY向け中価格帯ラッピングシートです。浸水リスクも低く、施工方法に気をつけることで、長期間きれいな状態を保つことができます。
「水が入りやすいのでは…」とご不安な方も、安心してチャレンジしてみてください。
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- 端部を折り返して貼る
- kurikimasaru