■ラッピングシートの市場規模について■
日本においてのラッピングシートは、北米ほど認知度が高くないため、マイカーなどを所有されていない方にはなじみが低い商品かもしれません。しかしながら、トラック・バスなどに施す広告用の文字・画像は、ラッピングシートで行っている場合も多く、そのような広告を目にした方も多く、知らず知らずのうちに浸透しつつあります。
バスやトラックに貼るラッピングシートは、無地のものへ広告内容を印刷するため、塗装のように塗り直す手間や外装を傷めることがなく、広告期間が終了したら剥がすことで現状復帰が容易なことから年々そのニーズは高まってきております。
また、広告としての使い方以外にマイカーへラッピングすることで、塗装の代わりのドレスアップとしての使用、現状復帰の容易性、車輛を手放す際の査定額下落抑制などが可能なため、使用シーンの広がりを見せています。
GRANDVIEWRESEARCHによると、北米では2020年に11.8億ドル（約1,300億円）。2021～2028年にかけて年成長率が18.8％で拡大すると予想されています。
- kurikimasaru
