■ラッピングシートの収縮について

■ラッピングシートの収縮について

今回は、製造後のラッピングシートの収縮についてお話します。以前にラッピングシートの製法についてご説明しました。当方の取扱ラッピングシートは、原反が1.52m×28m(※長さは種類によって異なる)となります。製造後、ラッピングシートは収縮するため、PVCが落ち着いていく間の期間に数ミリ幅縮みます...
■応力について

■応力について

今回は、ラッピングシートを施工する上で、ラッピングシートの素材PVCに強くかかわってくる力、応力についてお話します。そもそも応力とはどういったところに働いている力を指すのか。紙を例にとって考えてみましょう。紙は両手で軽く引っ張ると、紙自体はピンと張った状態ですが、直ぐに破れるということはないか...
■施工結果について

■施工結果について

■施工結果についてAmazonなどのレビューでは写真を掲載された方のレビューだけを見ると上手にできた方とできなかった方のレビューが極端であったりすることもあり、購入する際、迷われる方も多いと思いますので、前述した施工結果の割合とともにお客様からのレビューと直接いただいたお声を基に解説していきた...
■E inkについて

■E inkについて

今年1月にBMWよりボディカラーを自由に変えることのできる技術が発表されました。発表されたBMW iX Flowは「白から黒」「黒から白」へのカラーチェンジ機能を有しています。車内外の温度は、ボディーカラーに影響するところも大きいので、夏場などはボディカラーが白の方が、冬場であれば黒の方が車内...
■ポストヒーティングについて

■ポストヒーティングについて

今回のポストヒーティングについては、前回の可塑剤の熱特性の続きになります。可塑剤の熱特性を理解していただくことで、ポストヒーティングが何故必要かのか理解が深まると思います。ポストヒーティングとは、ラッピングシートの施工後にヒートガンで施工面を熱して縮まないように処理することを指します。前回のラ...
■可塑剤の熱特性について

■可塑剤の熱特性について

以前、ラッピングシートの主な原材料は塩化ビニール樹脂で、柔軟性を持たせるために可塑剤が入っている旨の説明をしました。今回は、塩化ビニール樹脂内の可塑剤の熱特性についてお話したいと思います。可塑剤は、温めると分子運動が激しくなるため、結果して塩化ビニール樹脂が柔らかくなります。ここまでは以前お話...