■外気温が低い時の施工について

■外気温が低い時の施工について

  以前、「外気温が低い時に施工したけど、うまくくっつかなかった。」という書き込みがありました。ラッピングシートでの施工をする際、当方では外気温20~25℃を推奨しておりますが、確かに気候的に20℃以下や寒い時でも施工したい場合があるかと思います。では何故、うまくくっつかない状況が発生してしま...
■ラッピングシートの市場規模について■

■ラッピングシートの市場規模について■

  日本においてのラッピングシートは、北米ほど認知度が高くないため、マイカーなどを所有されていない方にはなじみが低い商品かもしれません。しかしながら、トラック・バスなどに施す広告用の文字・画像は、ラッピングシートで行っている場合も多く、そのような広告を目にした方も多く、知らず知らずのうちに浸透...
5D・6D・ハイグロス系の熔化(ようか)について

5D・6D・ハイグロス系の熔化(ようか)について

  今回は、前回ご説明した「5D、4Dハイグロス、6D系のラッピングシートの水分侵入」に次いで問い合わせの多いラッピングシートの熔化(ようか)についてです。「施工前には、何も問題なかったのに、施工後に(添付写真のような)模様が発生している。」「施工中は気づかなかったが、施工後、一夜明けたら、変...
■5D、4Dハイグロス、6D系ラッピングシートでの水分の侵入について■

■5D、4Dハイグロス、6D系ラッピングシートでの水分の侵入について■

  施工中で水貼り中、もしくは施工後に雨天による水濡れにより、当方取扱商品の5D、4Dハイグロス系、6Dのハイグロス系ラッピングシートにおいては、水分が侵入したというお声をよくいただきます。上に掲載している画像が水が浸入してしまった状態で、色あいでいうと水が浸水した箇所は、色が濃くなっています...
■ラッピングシートの製造方法について■

■ラッピングシートの製造方法について■

  ラッピングシートの製法は、塩化ビニール(PVC)素材に可塑剤を混ぜ、常温でも軟らかい素材となることを前回の記事でお伝えしました。塩化ビニールへ可塑剤を混ぜた後は、主にキャスト製法とカレンダー製法に分かれます。 ●キャスト製法液体のPVCを一定の厚さと幅に伸ばし、高温乾燥機で液体を乾燥させ、...
■ラッピングシートの可塑剤について■

■ラッピングシートの可塑剤について■

  ラッピングシートの主な原材料は、塩化ビニール樹脂になりますが、原材料のままでは堅いため、添加剤として可塑剤を加えて製造し、常温でも軟らかくなります。可塑剤は、塩化ビニール樹脂だけでなく、プラスチック・ゴムなどを軟らかくするために用いられる添加物質のことです。塩化ビニール樹脂は、温度を上げる...